こんにちは、とんです。
12月が半分を過ぎて、2024年もあとわずかですね。
今回は家族で取り組んだ断乳成功までの体験をご紹介したいと思います。
子ごまちゃん(娘)は母乳栄養で育てていたのですが、生後8ヶ月で急に断乳をすることになりました。
断乳ってなかなか踏ん切りがつかないですよね。
卒乳と違って、赤ちゃんもまだ飲みたい盛りで難しい…。
断乳の一般的な方法や、私が断乳をどのように決意して実行したかを紹介するので、
実際の断乳体験談を知りたい人や、断乳について悩んでいる人のお役に立てれば嬉しいです。
断乳を迎えるママと赤ちゃんのご家族にもぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
私が断乳を決断した理由

主な理由は、第2子を妊娠したことです。
産科のドクターからは、
「妊娠経過が進むにつれて授乳するとお腹が張りやすくなるけど、妊娠初期に急に断乳する必要はない。
ただ、第1子を37週と早めに産んでいて今回もどうなるか分からない。
いつでも断乳できるように早めに行動したほうがいい。」
とアドバイスを受けていました。
また、妊娠がわかった頃から数ヶ月間、娘の体重が増えていないことに気がつきました。
妊娠すると母乳の出が減るとは聞いていましたが、こんなに早く影響が出るのかと半信半疑な気持ちでした。
私には断乳に踏み切れない気持ちもありました。
生後8ヶ月の娘は哺乳瓶では全く飲まないし、ストローマグやコップで練習しても少ししか飲めない。
ここまできてミルクが必要なのか。
かといって離乳食だけではまだ栄養を摂りきれない。
暑いのに水分も十分取れていないかもしれない…。
どうしたらいいか分からず産後デイケアで助産師さんに相談したところ、「今日から断乳を始めましょう」と指導を受けました。



心が追いつきませんでしたし、できる自信はなかったです。
しかし断乳してミルク授乳にすることは、娘の体重を増やすため、今後安全に妊娠生活を送るために必要なことだと実感しました。
プロのアドバイスを受けたことで、決心がつきました。
専門家から受けたアドバイス
そのために、今日の夜から赤ちゃんに「おっぱいはバイバイだよ」と伝える。
・ママは赤ちゃんと別の部屋で寝て、あやしたりミルクをあげるのはパパに任せる。
ママはおっぱいをくれる救世主で、赤ちゃんがママを見ると余計に「欲しい欲しい」となってしまうから。
助産師さんからは、具体的な断乳方法について指導を受けました。
私はそれを聞いて「他に寝る部屋はないので別々に寝ることはできない。
ただ私が見えなければいいのだ、あとは日中に仕事もある夫がどう反応するかな」と思いました。
その後は日中から母乳をあげず、娘にストローマグでミルクをあげる練習をしました。
産後ケアだったので助産師さんの見守りつきです。
1日少なくとも750mlのミルクが飲めるよう練習することになりました。
むしろ腸で消化するのにエネルギーを使いすぎて、体重が減ってしまうこともある。
まずはミルクを十分飲んで体重を増やす。
・(離乳食を食べる姿を見て)食べている途中で指を吸っているよね。
これは食べるのに疲れてきているということ。
栄養士さんからは、娘の栄養摂取の現状について教えてもらいました。
というのも、私は娘の体重が増えないと気付いてから、少しでも栄養を摂れるように離乳食の量やおやつの回数を増やしていたのです。
もちろん食べきれないことが多かったです。
栄養士さんの話を聞いて、娘の体重を増やすためには逆効果だったと分かりました。
母乳・ミルクをやめるには、生後8ヶ月は月齢が浅すぎたのだと思います。
一般的な断乳のスケジュール
私は急に断乳を決断・決行することになりましたが、一般的にはこのようなスケジュールで取り組むといいようです。
・母乳をあげる頻度を日中から徐々に減らす
・ミルクの哺乳量を増やす
(1歳過ぎであれば、離乳食や水、牛乳、フォローアップミルクを増やす)
❷断乳開始前日:事前の声かけ
・赤ちゃんに「おっぱいはもう終わりだよ」と伝える
❸断乳開始日:完全断乳
・この日を境に母乳をあげず、授乳を完全にやめる。昼間は外出したり、遊びやお散歩で気を紛らわせると効果的。
・夜間は夜泣きがあった場合は、抱っこや背中をさするなど、母乳以外で落ち着かせる。できればパパや他の家族に協力してもらうと良い。
❹断乳2~3日目:赤ちゃんと母体の変化
・赤ちゃんは母乳を求めて泣くことがあるが、徐々に慣れていく。
・ママの乳房が張って痛む場合は、6時間は空けて圧が抜ける程度に絞る。冷やすことも有効。
❺1週間後:断乳の定着
・赤ちゃんが新しい生活リズムに慣れる頃。母乳分泌が減少していれば、乳房の張りも次第に収まる。
❻その後のフォロー
・赤ちゃんが情緒的に不安定な場合は、スキンシップを増やして安心感を与える。
・母乳から得ていた栄養が、離乳食やミルクなどでしっかり補えているか確認する。
特に「赤ちゃんに断乳することを話す」ことは、助産師さんも強調していました。
それを聞いてハッとしました。

「おっぱいは今日からバイバイだよ」「今日からおっぱいもおやすみだよ」など、赤ちゃんが理解できる言葉で伝えることで、安心感を持って断乳にのぞめるのです。
断乳を始めてから赤ちゃんが欲しがらなくなるまでは、早くて1週間、長くて数週間かかるだろうと助産師さんから言われました。
断乳する時のポイント
断乳のスケジュールから、断乳する時のポイントをまとめました。
1. タイミングに配慮赤ちゃんが病気のときや環境が大きく変化する時期(引っ越し、保育園入園など)と重ならないようにしましょう。
2. ママの乳房のケア授乳をやめることで、母乳が急激に溜まり乳腺炎のリスクがあります。
痛みがひどい場合は少量を絞るようにして、困ったときは助産師に相談しましょう。
母乳は栄養だけでなく安心感を与える手段でもあります。
断乳後はスキンシップを増やして、別の方法で愛情を伝えましょう。
父親や家族の協力があると断乳がスムーズに進みやすいです。
家族との話し合いには、専門家の意見や根拠も伝えると効果的です。
私が実際に断乳できるまでの道のり

私が実際に断乳できるまでの様子をご紹介します。
断乳初日
産後ケアで「おっぱいはおしまいだよ」と娘に伝えてから、ストローマグでミルクを飲む練習をしました。
まとまった量飲めることもあれば、全然飲めずにコップやスプーンでちびちび飲ませることもあります。
自宅でマグで飲んでくれない時は、夫と交代すると気分が変わったのかスムーズに飲んでくれることもありました。
断乳して初めての夜は、私は部屋の端で布団をかぶって隠れ、夫が夜泣き対応をします。
夜に娘が起きたのは4時ごろです。
いつもは少なくとも2回以上夜泣きをするので、0時ごろには起きることが多かったです。
しかしその日はミルクをしっかり飲んだので、腹持ちが良かったのだと思います。
ストローマグでなんとかミルク100mlを飲んで夜泣きは落ち着き、時間はかかりましたがトントンで寝てくれました。
その後は朝方に泣いて起きましたが、夫があやして眠りました。
断乳2日目
朝起きてから、娘はストローマグでミルクを十分に飲むことができました。
自分でマグを欲しがる仕草も見られてきて驚きです。
母の胸のあたりまで登ってくる時もありましたが、おっぱいをねだるような感じはありません。
ミルクは1日トータルで800ml哺乳できました。
断乳3日目
夜間に娘は1回起きて泣き、ミルクを100ml飲めました。
ミルクを飲めば、早めに落ち着くようになりました。
ミルク量の目標は1日に150ml×5回なのですが、1回に100ml飲むのがやっとです。
しかしこれまでは飲めているので、焦らないよう意識します。
断乳を始めて4〜6日
この頃は1日750〜800ml哺乳できました。
朝5時まで眠れることもあります。
断乳を始めて1週間後
私も娘の見えるところで寝るようにしました。
夜泣きの対応を私がメインで行っても、娘は混乱しないようでした。
断乳する時のよくある心配事
断乳を始めるにあたって心配になりやすいことや、実際に私も困っていたことがあります。
・乳房のトラブルを予防できるだろうか
・哺乳瓶拒否を乗り越えるにはどうしたらいい?
これらの対応方法と、私の実際の経過をまとめました。
夜泣きへの対応

断乳への1番の困りごとが、夜泣きだと思います。
赤ちゃんにとって母乳という安心感や習慣が突然なくなるために、一時的に夜泣きがひどくなることが多いです。この時期は赤ちゃんが不安定になるため、特に優しい関わりと根気が必要です。
夜泣きの対応にも家族の協力は重要です。
いつも母乳をくれるママではなく、家族が夜泣きの対応をすることで赤ちゃんは切り替えができるからです。
しかし家族の協力を得られない場合もありますよね。
以下の夜泣きの具体的な対応は、家族もママもできる方法なのでぜひ試してみてください。
・離乳食やミルクで十分栄養をとり、空腹感を感じにくいようにする
・部屋を暗くする
・子守唄やホワイトノイズ(テレビの砂嵐のような音)を使う
・絵本や子守唄を寝かしつけの習慣として取り入れる
・背中をトントンする
・添い寝する
・手を握る、頬を触る
・「おっぱいはもうないけど、ママがここにいるよ」と優しく声をかける
・喉が渇いたと感じて泣く場合もあるので、ミルクや水、ぬるま湯を与えてみる
断乳中の夜泣きへの心構え
断乳は赤ちゃんだけでなく家族にもストレスが大きいです。
赤ちゃんや家族の心の負担が少しでも減るように、事前の心構えをしておきましょう。
可哀想だからとか、泣いて仕方がないからと言っておっぱいをあげてしまうと、赤ちゃんが混乱してしまいます。
赤ちゃんが泣いても母乳を与えず、抱っこや声かけで落ち着かせる対応を続けます。
一貫性があると赤ちゃんも徐々に新しいリズムに慣れていきます。
夜泣きがひどくなるのは断乳直後の数日間がピークで、その後は徐々に落ち着いてきます。
・「泣かせてはいけない」と思いすぎず、見守りつつ対応する泣くことは赤ちゃんのストレス発散や感情表現でもあります。
「泣かせてはいけない」「泣き止ませなければいけない」と思い続けると辛くなってしまいます。
赤ちゃんが泣き続けると親も辛くなりがちですが、これは自然なことです。
自分を責めたり無理をせず、家族や助産師、友人にサポートを求めてください。
我が家の夜泣き対応の実際
我が家は夫がメインで夜泣き対応し、私は娘から見えないようにしていました。
急な断乳でしたが、夫に状況を話して協力を得られました。
夜泣きが始まると夫が抱っこしてあやします。
その間に私はこっそりミルクを作って夫にパス。
1週間くらいそのようにして過ごしましたが、娘は断乳して3〜4日でミルクがなくてもあやすと落ち着くようになりました。

乳房のトラブルを予防するセルフケア

断乳を突然始めると乳房に母乳が急激に溜まるので、乳腺炎のリスクが高まります。
断乳のスケジュールにも記載したようなセルフケアが必要です。
- 断乳前に1~2週間かけて授乳回数を空けていくことで、母乳が作られるペースが落ち着く。
- 断乳後に乳房の張りが強く痛みが出てきたら、張りのピークが過ぎた時に軽くしぼって圧を和らげる。
ただし、しぼりすぎると母乳の生産が続いてしまうため、最低限にする。 - 冷湿布や冷却ジェルをで乳房を冷やすと、張りや痛みが和らぐ。
- 乳房が硬くなり赤みや熱を伴う、激しい痛みが続く、全身の発熱や倦怠感がある場合は乳腺炎の可能性があるため、早めに助産師や医師に相談する。
- 断乳から1~2週間で乳腺が落ち着き、張りや痛みが自然に軽減することが多い。
母乳の生産が完全に止まるまでには数週間から1か月くらいかかる。
私が断乳中に行った乳房ケア
私の場合は、断乳当日の夜から乳房全体が硬く張っていました。
夜まで待って、シャワーを浴びる時にしぼりました。
張りのピークは断乳2日目で、岩のように硬く少し痛みもありました。
この日は悪化するのが怖かったので、1日3回くらい軽くしぼりました。
その後は徐々に張りが落ち着き、断乳5日目ごろから気にならなくなりました。

哺乳瓶拒否をする赤ちゃんへの対応

赤ちゃんは生後数ヶ月たち自我が芽生えてくると、急に哺乳瓶で飲まなくなることがあります。
哺乳瓶拒否の主な原因は、ミルクの温度、ミルクの味、哺乳瓶の乳首への違和感などです。
いくつかの対応策があげられます。
- 哺乳瓶の乳首を月齢に合ったものに変える、硬さや形を変えてみる
- ミルクの種類を変える、母乳を絞って哺乳瓶であげる
- 赤ちゃんが哺乳瓶そのものに慣れていない場合は、哺乳瓶をおもちゃ感覚で触らせる
- 母乳をあげるときに近い抱き方にしたり、哺乳瓶の角度を調整する
- 赤ちゃんのお腹が空いている時に少量から練習する
- ママが近くにいると赤ちゃんは母乳が欲しいと思ってしまうため、ママが見えないところで他の家族が挑戦する
- スプーンやコップ、ストローマグなど哺乳瓶以外のもので与える
実際に哺乳瓶拒否の対策を試してみて
娘が哺乳瓶拒否になったのは生後4ヶ月ごろです。
それまでは母乳をメインに、時々ミルクを哺乳瓶で飲んでいました。
哺乳瓶拒否になってからは上にあげた方法を全て試しました。
哺乳瓶の乳首の種類を変えて、朝一番のお腹が空いている時に、少量しぼった母乳を与える。
人を変えて試す。
1ヶ月経っても効果はなく、その頃は母乳で足りていたので哺乳瓶拒否の克服は諦めていました。
生後6ヶ月頃からストローマグを練習して少量吸うことはできるようになりましたが、娘の気分次第で全く飲まないこともありました。
断乳してみると、案外ストローマグでも十分な量のミルクを飲むことができました。

助産師さんからは、「ストロー飲みの練習は紙パック飲料がおすすめ。大人がパックに圧をかけて調整できるため、赤ちゃんの吸う力が弱くても楽に吸いやすい」と聞きました。
断乳に踏み切って感じたこと
断乳を決意するには、複雑な心境になりますよね。
「こんなに喜んで飲んでくれているのに辞めてしまうのは寂しい」
「授乳は泣いた時の必殺技なのに、どうしよう」
このような気持ちになると思います。
私も断乳中は気持ちがジェットコースターのように変化しました。
助産師さんから「今日から断乳しましょう」と言われた時には、
「急にゼロにするのは寂しい。
日中仕事がある夫に夜泣き対応まで求めていいのか、物理的にも部屋は別にできない。」
と後ろ向きに思っていました。
しかし夫に話すと協力的だったので、とても安心しました。
助産師さんに言われたことをそのまま話したので、夫も理解しやすかったのだと思います。
家族の協力は、ママの精神面に大きく影響しますね。
娘がミルクをうまく飲めるようになってくると、「離乳食をどうにか食べてもらわなきゃ」と躍起になる気持ちから解放されました。
同時に「こんなに飲めるんだ。私の決断次第だった。
私のせいで栄養が足りなくて、体重も増えていなくてごめんね。」
という気持ちになりました。
娘がストローマグに生き生きと寄ってくるようになると、
「母乳をあげる直前の仕草に似ている。ミルクが好きになるのはいいことだけど、少し寂しくもある」という気持ちになりました。

どの感情も自然なことなので、ありのままの自分の感情を受け止めてあげましょう。
断乳には、事前の準備や心構えも重要
断乳の方法や、心配事への対応、実際の断乳体験談をお話ししました。
断乳のためには、赤ちゃんと準備を整えることや、ママと家族の事前の心構えが重要です。
私が実際に断乳をして分かったことは、以下の3つです。
- 断乳の際は、赤ちゃんにも話して理解を得る
- 十分なカロリーを摂ると、赤ちゃんはよく眠れて夜泣きが減る
- 1度決めたら曲げないことで赤ちゃんも混乱しない
断乳できるか自信がない、と悩んでいる人の力になれば嬉しいです。
ただ、乳房や赤ちゃんの状況は個人差が大きいので、悩んだときは私のように専門家に相談してみましょう。
断乳した頃の娘の成長のようすを書いた記事もありますので、よろしければ見てみてください。
読んでいただきありがとうございます。




